ヴァイオリンの『一点』から湧き上がる美しく豊かな響きの「流動」

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 イワモト ヴァイオリン教室では
 「正しい音程」 (正確音程
 「本格的な音色」(美しい音)でヴァイオリンを弾くための
 基礎的な演奏技術を大切に指導
 一音いちおん丁寧に
 各人の進捗に合わせた課題をレッスンしています

青空の下、地中から白い水飛沫を高く吹き上げる間欠泉。ヴァイオリン演奏における「一点を射抜く」物理的整合性と、内側から溢れ出すエネルギーの流動を象徴するイメージ。

音楽で求められるもの

 自然界の森羅万象の物音のなかから、一定の規則性をもって配列した時、

 それは「音」から「音楽」に向かいます

 

 しかし、それだけではまだ本当の「音楽」にはならないのです

 規則的に並べられた音は、そこに留まり続けるだけで、次の音へと向かう

 エネルギーを持たないからです

 

 従って、あなたがヴァイオリンで単に規則的な音を並べた時、

 あなたの弾くヴァイオリンからは「生命の響き」は失われてしまいます

 なぜなら、音楽の本質は静止した音響の「連続」ではなく、絶え間なく

 エネルギーが推進し続ける「流動」の中にしかないからです

 

「作図」ではなく「生きた表現」としての絵画

 時として、ヴァイオリンという楽器から導かれる音響的・音楽的必然性を必ずしも

 十分に理解していない指導者は、運弓の安定性という技術的課題と音楽表現を混同

 してしまい、ヴァイオリンで連続する擦弦を「線を引く」ことに譬えてしまいがち

 です

 

 しかし、キャンバスに単純に引かれただけの線は「作図」に過ぎず、引き終えられた

 瞬間に固定された「死んだ結果」に留まります。それに対して、画家が表現する意思

 を持って描いた線こそが「絵画」となり、それは描かれ終えてなお、見る者に生きた

 表現を伝え続けます。

 

 ヴァイオリンボウイングもフィンガリングも、つまりヴァイオリンにおける演奏

 「作図」ではなく、「絵画」としての「音楽」であることが求められます。

 指揮者が拍点を示すとき、その「一点」は突如として現れるのではありません。必ず

 その手前に、エネルギーの方向と密度を決定づける「アウフタクト(予備拍)」が

 存在します。アウフタクトという「流動」があるからこそ、拍点という「一点」は、

 そこにあるべくして導き出される「必然の帰結」となるのです

 

物理的な『一点』を射抜き、見極め続けるということ

 私が伝える、ヴァイオリン本来奏法における『一点を射抜く』という考え方は、

 決して「細切れの音」ということではありません。

 『一点』 を射抜くとは、ヴァイオリンという楽器において、その個体差を超えて

 物理的に最も美しい音が豊かに響き鳴りきる『一点』 を峻厳に見極めること

 意味します。

 それは弓の圧力、速度、接弦点といった断片的な要素を個別に制御する次元を

 超えた、物理的整合性が一点に結実する瞬間に他なりません。

 この『一点』 を捉えずに単に「鳴らす」ことと、この『一点』 から湧き出す響き

 紡ぐことでは、同じヴァイオリンを奏でているつもりでも、根本的に全く異なるの

 です。

 

 そしてヴァイオリン演奏においてしばしば「楽器が教えてくれる」「奏者は最高の

 聴衆であるべきだ」と言われるのは、この『一点』 としてヴァイオリン正しい音程

 を示してくれることそして、その『一点』 を奏者は常に聴き分け続けなければ

 ならないという意味なのです

 

 こうして峻厳に見極められた『一点』 から流れ出したヴァイオリンの音は、擦弦楽器

 の響きとして持続して紡ぎ奏でられるだけではなく、次の音に対しても、前の音から

 引き継いだ響きのエネルギーの「流動」をもたらし、それがヴァイオリンにおいて、

 正しい音程美しい音を豊かに響かせ、紡ぎ続けることを可能にするです

 

 このように、峻厳に見極められた『一点』 から、美しい豊かな響きというエネルギー

 の噴出を連続させること。それこそが、ヴァイオリンの真の響きをホールじゅうに

 満たし、聴衆に伝える、ヴァイオリン本来奏法に他ならないのです

 

なぜ音程はリズムに属する」のか

 この、ヴァイオリンから美しく豊かな響きというエネルギーを引き出す起点としての

 『一点』 は、音程の峻厳な見極めによって射抜かれます。

 同時に、その『一点』 は、音楽表現としての「拍点」でもあり、そのエネルギーの

 紡ぎが「流動」を生み出します。

 

 だからこそ「音程はリズムに属する」のです

 

 ヴァイオリン演奏響き聴いて音程取る際、覚束ない発音による響きでは

 音程の判別は困難です。音の立ち上がり、すなわち時間の経過に対する音の変化の

 度合い(リズム)が悪いと、音程そのものが覚束なくなります。

 「音」を「音楽」たらしめ、生きた表現とするためには、この「リズム」という

 流動の中で「音程」を見極める訓練が不可欠なのです。

(「音程はリズムに属する」の具体的なロジックの実例については

 『"音程" は "リズム" に属する』も併せてご覧ください)

 

音楽に必要なのは、単なる「規則性」ではない

 音楽には規則性は必要です。しかし、そこに「流動」というエネルギーがなければ、

 それは「表現」という名の個性を削ぎ落とし、音楽を「均一な音の配列」に貶める

 行為となってしまいます

 

 本当必要なのは、単なる規則性ではありません。すべての音に「必然性」を与える

 ことです

 

 毎週のレッスンで、エチュードでも、スケールでも、課題曲でも、ヴァイオリン

 最も美しい音で豊かに鳴る物理的な『一点』 を峻厳に見極め射抜くことそして

 その射抜いたポイントから溢れ出るエネルギーを「流動」として紡ぎ続ける。

 

 このヴァイオリンという擦弦楽器本来奏法学び重ねた時にこそ、あなたは

 いかなる難も、美しい音の豊かな響き演奏できるようになる未来へ、確実

 辿り着くことができます。

 

 あなたは、死んだ図を並べるだけの、道を進みますか?

 それとも、魂の宿る『一点』を紡ぎ続ける道を選びますか?

ご希望の曜日・時間帯の空き状況は↓でも確認できます

 東京都狛江市にある美しい音色・正しい音程・伝統の奏法重視の

 「イワモト ヴァイオリン教室」

 住所(狛江教室):〒201-0003 東京都狛江市和泉本町2-31-4メイプルビル301

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