あなたが捨てたヴァイオリンの真の響き

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 イワモト ヴァイオリン教室では
 「正しい音程」 (正確音程
 「本格的な音色」(美しい音)でヴァイオリンを弾くための
 基礎的な演奏技術を大切に指導
 一音いちおん丁寧に
 各人の進捗に合わせた課題をレッスンしています

ヴァイオリンの本当の響きへと続く道―霧を貫き朝日へ向かう木道

ハイフェッツの「何も聞こえない」が示す真実

 世紀の天才ヴァイオリニスト、ハイフェッツには、こんな有名な逸話があります。

 

 ある演奏会の後、感激した観客が楽屋を訪れ、こう言いました。

 「今夜のあなたのヴァイオリンの音は、なんと美しかったことでしょう」

 するとハイフェッツは、ケースに置かれたヴァイオリンに耳を当てて、

 「何も聞こえませんが」と答えたのです

 

 美しい音を生み出すのは、楽器そのものではありません。楽器それ自体には

 音楽は存在しません。ヴァイオリンの物理的なポテンシャルを引き出す奏者の

 耳と技術よって紡ぎ出されたヴァイオリンならではの美しい音

 これがあって初めて、ヴァイオリンが音楽を奏でるです

 

道具の整備、その「本当の目的」

 「もっと良い楽器を」「もっと高価な弓を」「完璧な調整を」と

 願うこと自体は、もちろん決してことではありません。

 しかし、その目的を履き違えてはいないでしょうか。

 

 優れた楽器や緻密な整備の真の価値は、楽器が勝手に音楽を奏でてくれることでは

 ありません。それは、ヴァイオリン本来持つ物理的な響きの判別をより容易にし、

 その響きを際立たせ、活かせる状態に整えることにあります。

 

 どんな名器であっても、奏者がその響きを峻厳に見極める耳を持たなければ、

 その価値は死んだも同然です。だからこそ、毎週のレッスンで、ヴァイオリン

 本来奏法学び、耳を徹底的に鍛え続けなければならないのです

 

 そうしたヴァイオリン本来の奏法を学ぶために、当教室には、上級者、音大生、

 プロ奏者、指導者の方々(ヴァイオリンの先生)も通っていらっしゃいます。

(詳しくは『初心者から音大生・演奏者まで』のページをご覧ください)

 

「弾ける人」ほど陥る、混濁の連鎖

 ある程度、指が回り、弾けるようになってきた方ほど、注意が必要です

 

 ヴァイオリンには、楽器の個体差を超えて、最も美しく豊かに響き鳴りきる

 物理的な正解――『一点』 があります。

 しかし、「音を繋げて歌う」「音楽的に歌うように」といった情緒的な言葉に酔い、

 肝心のその『一点』 を外したまま、混濁した音を連ねてはいないでしょうか。

 

 どれほど滑らかに音を繋げようとしても、その一音いちおん『一点』 を射抜いて

 いなければ、それは音楽の「歌」ではなく、単なる混濁した「騒音」の連続に

 過ぎません。

 

 難しい楽器弾いているのだから…、こんなに頑張って弾いているのだから…、

 それらの思いは単なる「自己満足」に過ぎず、あなたの発する「騒音」の連続は、

 「上手でしたよ」というお世辞をもらえることはあっても、ヴァイオリンから本来

 奏でられるはずの「音楽」には、決して成り得ていないです

 

 こうしたことからも「徐々にクオリティを高める」という考え方は、致命的な誤り

 です。一音たりとも『一点』 を外した音を許容してはなりません。常に『一点』 を

 狙い続け、射抜き続けることを希求する――これこそが、ヴァイオリン練習です

 そして最初の一音から、物理的に鳴りきる響きを目指す。その積み重ねの先にしか、

 本物の音楽は宿らないのです

 

なぜ『一点』を見失うのか

 多くの学習者が『一点』 を見失う最大の原因は、「弾き通す練習」への依存です

 ヴァイオリンにおいて、「弾き熟す(こなす)」こと上達ではありません。

 それは「退化への投資」なのですエチュードを何度も繰り返し最後まで弾き通す

 ことで、耳は音程を精緻に判別する機能を失い、体は間違った音程を「正しい」と

 記憶してしまいます

 

 一音いちおん『一点』 を峻厳に見極める――この訓練を省略した先に、

 ヴァイオリンの真の響きは決して現れません。

 

 また、チューナーに頼る習慣も、響きを聴き分ける耳の成長を妨げます。

 録音では捉えきれないヴァイオリンの真の響きを、電子機器が判別できるはずがない

 のです『一点』 は、ヴァイオリン響きそのものが教えてくれるものであり、

 それを聴き取る耳を養うことこそが本質なのです

 

『一点』は「細切れの音」ではない

 ここで誤解してはならないのは、『一点』 を射抜くことが「細切れの音」を意味する

 わけではない、ということです

 

 『一点』 を射抜くとは、ヴァイオリンという楽器において、その個体差を超えて

 物理的に最も美しい音が豊かに響き鳴りきる『一点』 を峻厳に見極めること

 意味します。

 

 峻厳に見極められた『一点』 から流れ出す響きは、擦弦楽器であるヴァイオリン

 ならではの持続音として紡がれ続け、次の音へと向かう自然な推進力を生み出し

 ます。それは、前の音から引き継いだ響きのエネルギーが「流動」となって、

 音楽に生命を与えるのです

 

 音楽とは、単に規則的な音を並べることではありません。規則的に配列された音は、

 そこに留まり続けるだけで、次の音へと向かうエネルギーを持たないからです

 真の音楽には「流動」が必要なのです

 

 指揮者の振る拍点が、突如として現れるのではなく、その手前のアウフタクトから

 必然的に導き出されるようにヴァイオリン『一点』 もまた、そこにあるべくして

 存在する「必然の帰結」なのですそしてその『一点』 から噴出する響き

 エネルギーを連続させることこそが、ヴァイオリンの真の響きをホールじゅうに

 満たす、本来奏法に他なりません。

 

 『一点』 を聴き分ける耳さえ手に入れれば、運弓も、ビブラートも、表現も、

 すべては自ずと一つの響きへと収束していきます。一度その響きを耳が覚えた

 瞬間、霧が晴れるようにすべてが繋がり、昨日までの苦行が、心地よい響き

 探求へと嘘のように変わるでしょう。

 

技術が自ずと音楽へと昇華される瞬間

 当教室では、楽の解釈以前に、この『一点』 を耳で選び取る訓練常に徹底して

 行い続けています

 

 先日もある生徒さんが、基礎レッスンの合間にわずかなアドバイスを受けただけで、

 ある楽で、これ以上ないほどの音楽に満ち溢れた演奏を成し遂げました。

 それは、左手右手ビブラートも、すべてが「正しい響き」という一点に収束する

 ように日々訓練を積み重ねてきた結果、技術が自ずと音楽へと昇華されたからです

 

 を「弾き熟す(こなす)」ことをいくら繰り返してみても、こうした楽器を「鳴らし

 切る」ことで得られるヴァイオリンならではの演奏には、決して到達できないのです

 

 道具の蘊蓄や甘い言葉に逃げるのは簡単です。しかし、ハイフェッツが示した

 奏者としての矜持を思い出してください。

 

 楽器という沈黙する物体から、ヴァイオリンならではの豊かで美しい響きを引き出す

 のは、他でもない『あなた自身』なのです

 その響きによる音色は、ヴァイオリン本来の――あなた以外の何人たりとも奏でる

 ことも真似ることもできない――唯一無二の本当音色なのです

 この響きに磨きをかけ深みを増すことこそが、ヴァイオリン本当の意味での上達

 他ならないのです

 

 その真実の響きに出会うための道は、確かに存在します。

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 東京都狛江市にある美しい音色・正しい音程・伝統の奏法重視の

 「イワモト ヴァイオリン教室」

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