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　イワモト　ヴァイオリン教室のブログへようこそ。

　イワモト　ヴァイオリン教室では
　専門家を目指す方だけではなく、趣味で習う方にも
　「正しい音程」　（正確な音程）
　「本格的な音色」（美しい音）でヴァイオリンを弾くための
　基礎的な演奏技術を大切に指導し
　一音いちおん丁寧に
　各人の進捗に合わせた課題をレッスンしています。

　ヴァイオリンが本当に上手に弾けるようになりたい方は
　当教室のバイオリンのレッスンをぜひ受けてみてください。

私は

　Performa（パフォーマ）の肩当ての外見がしゃもじに似ているということで

https://www.violinsupply.co.jp/Link/items/Shoulder/Performa.html

　『ザ・しゃもじ・イズ・タイムマシン！？ヴァイオリンの響きを豊かにするパーツ』

　　～その１～

　　～その２～　

　　～その３～

　『ザ・しゃもじ・ライク・タイムカプセル！？

　　ヴァイオリンに響きを持続させるパーツ』

　『ザ・しゃもじ・イズ・デストロイヤー！？

　　ヴァイオリンを正しい音程で響かせ続ける』

　『ザ・しゃもじ・イズ・フライヤー！？

　　ヴァイオリンの正しい音程を響かせる「飛んでもない」差異！？』

　『ザ・しゃもじ・イズ・コントローラー！？

　　ヴァイオリンの響きを増す取り付け位置』

　『ザ・しゃもじ・イズ・スモーカー！

　　ヴァイオリンの響きの倍音が豊かに広がる』

　と題した一連の記事で、その使いこなしについて書きました。

ところが

　その何れでも使いこなしとして、その機能が十分に活かせる方法を探究しましたが

　その何れでの使いこなしも及ばない、劇的に高音質化する方法を見つけたのです。

それは

　Performa（パフォーマ）ヴァイオリン肩当ての木製、樹脂製のいずれにおいても

　こうすることだったのです！

えっ？

　Performa（パフォーマ）ヴァイオリン肩当てに何が起きたかわからない？

それは

　Performa（パフォーマ）ヴァイオリン肩当てに貼られていた滑り止めの

　スポンジパッドを剥がしてしまうのです。※

（※註１

　スポンジパッドを剥がしても、接地面の広さから滑らないと感じる方が居る一方で

　スポンジパッドを剥がすと、どうしても不安定になってしまう方もいますので

　剥がす際には、場合によっては再び貼らなければならない可能性も考慮して

　スポンジパッドを破らないように剥がす必要があります）

（※註２

　Performaの肩当てに附属しているスポンジパッドは厚みのあるもので

　当初から貼られているものとは異なります）

（※註３

　スポンジパッドを剥がすと、スポンジパッドの厚みの分だけ高さが低くなるので

　場合によっては脚部において高さの調整が必要になる場合があります）

（※註４

　スポンジパッドを剥がすと、どうしても不安定になってしまう場合

　100円ショップの滑り止めに貼り替えたほうが、かなり響きが良くなります）

（上掲の写真は　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　生徒さんがCan Do で購入した滑り止めを　　　　　 

 　https://www.cando-web.co.jp/　　　　　　　　　 

　　　アラビックヤマトのりで貼ったものです）　　　　　　　

　https://www.yamato.co.jp/products/I00000042/　

もっとも

　『Performaヴァイオリン肩当てを劇的に高音質化！』と題しても

　「高音質化！」とだけ書いておくと

　まるでオーディオの宣伝のように抽象的で怪しい感じがしてしまいます（笑）

そこで具体的に書くと、大きく２つの点で劇的な効果が認められます。

第一が

　音が遠くまでよく届き、コンサートホールの隅々まで音が届くようになることで、

　私の生徒さんであるヴァイオリニストが、友人に頼んでリハーサルと本番の両方とも

　コンサートホールのステージから一番遠い席で聴いてみてもらったところ、既掲の

　スポンジパットを剥がす前と剥がした後との比較で「まるで楽器を買い替えたかの

　ようで、実際の演奏会でも音がとてもよく響いていた」という感想だったそうです。

といっても

　スポンジパッドを剥がして弾きさえすればそう響くということはなく（笑）

　『世界的なヴァイオリニストから学んだ、

　　ヴァイオリンの練習方法と演奏テクニック』で書いたように

　世界的なヴァイオリニスト達がそのように練習し演奏していた

　拍節においても音程においても常に［壺］（つぼ　ツボ）を意識し、目指し確認し

　ながら弾く、ヴァイオリン本来の奏法において、そのような効果が得られます。

（「拍節の［壺］」については

　『一流満倍！？　正しい音程で速く弾けるヴァイオリン演奏』

　「音程の［壺］」については

　『ヴァイオリンの「弦の寿命」と「正しい音程」“線香花火音感”の正体』

　をご覧ください）

第二が

　調弦はもちろん重音の演奏でも［差音］がとても豊かになるということです。

それは

　『ヴァイオリンの正しい調弦方法（バイオリンの正しいチューニング）』や

　『温故知新　～その２～（調弦を正しく行うために）』や

　『ヴァイオリン奏者必読！正しい調弦（チューニング）方法とは？』でも書いた

　ヴァイオリンを

　開放弦（左指で押さえない状態の弦）を完全５度で調弦する際には

　完全５度の音程の振動の比率が２：３であることから

　３－２　＝１は、調弦で重音で弾いた２弦の振動の差を意味し

　２の半分＝１は、調弦で重音で弾いた２弦の下の弦の

　１オクターブ下の音を意味し

　２つの開放弦を完全５度に調弦して同時に弾いて

　下の弦の１オクターブ下の音が鳴っていれば

　２つの開放弦が正確に完全５度で調弦できていることになる

　下の弦の音の１オクターブ下の音として黒い音符の点滅で表示しているその

　［差音］がとても豊かになります。

そしてそれは

　調弦だけではなく

　『『ブレーメンの音楽隊』ヴァイオリンの重音における響きの豊かさ』で例示した

　パガニーニ／２４のカプリース（綺想曲）第９番などだけでもなく

　『『裸の王様』にならないために

　  ヴァイオリンの重音練習で必ず身につけるべき第三の音とは』で例示したような

　３度、６度、オクターブの重音の音階練習でも［差音］が豊かになる…ということは

　３度、６度、オクターブの重音が含まれる曲の［差音］も豊かになる…ということで

　３度、６度、オクターブの重音のヴァイオリン演奏総てで豊かな響きが得られます。

えっ？

　「拍節の［壺］」なんか知らない？

　「音程の［壺］」なんか知らない？

　　重音の［差音］なんか知らない？

それは

　Performaヴァイオリン肩当てのスポンジパッドを剥がした際の音に驚く…以前に

　そもそもヴァイオリン本来の調弦方法も演奏方法も知らないことに驚く有様ですので

　まずそこから学ばなければ、スポンジパッド無しでもなければ、肩当て無しでもなく

　なによりヴァイオリン演奏において形無しのようなものです。

けれども

　人は誰であっても、何に対しても、知らないことがあるのは当然で

　大切なことは、それを学ぶか、学ばないか、ということだと思います。

そうしたことから

　私の教室には音大生　演奏者　指導者の方へのレッスンというページもあるように、

　趣味で習う一般の方だけではなく音大生（音楽大学生）、演奏者（プロ奏者）、

　指導者（ヴァイオリンの先生）までもが習いに来ています。

ところが

　スポンジパッドが有る場合　［長所］滑り難い　［短所］響きが悪い

　スポンジパッドが無い場合　［短所］滑り易い　［長所］響きが良い

　という両者の折衷として100円ショップの滑り止め…という状態の解決策が見つかる

　とともに、そうした問題解決以上の効果が得られたので、それについては

　『Performaヴァイオリン肩当て木製の前程を劇的に高性能化！』で書きました。

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