ヴァイオリン奏者必読!正しい調弦(チューニング)方法とは?

本当に上達したい方のためのヴァイオリン教室です ヴァイオリン教室 バイオリンレッスン

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 イワモト ヴァイオリン教室のブログへようこそ。

 イワモト ヴァイオリン教室では
 専門家を目指す方だけではなく、趣味で習う方にも
 「正しい音程」 (正確音程
 「本格的な音色」(美しい音)でヴァイオリンを弾くための
 基礎的な演奏技術を大切に指導
 一音いちおん丁寧に
 各人の進捗に合わせた課題をレッスンしています

 ヴァイオリン本当に上手に弾けるようになりたい方は
 当教室バイオリンレッスンをぜひ受けてみてください。

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私の教室には

 音大生 演奏者 指導者の方へのレッスンというベージがあるように

 趣味で習う一般の方だけではなく、音大生(音楽大学生)演奏者(プロ奏者)指導者

 (ヴァイオリンの先生)もレッスンを受けに来ています。

そうしたことから

 この記事を書いている時点で

 技術面では

 例えばビブラートヴィブラート)を初めて習う生徒さんや

 例えば、タルゴンスキーの偽ハーモニックスを少し用いる生徒さんも居れば

 面では

 例えば、ヴィヴァルディのa-mollの協奏を、ただし全楽章レッスンする生徒さんや

 例えば、ベルクの協奏をツィンマーマンの校訂譜でレッスンする生徒さんも居れば

 演奏面では

 例えば、まだ調弦が習いたてで、大きく狂う調弦に来る生徒さんや

 例えば、録音の仕事があるので、楽器の状態の相談に来る生徒さんも居ます。

そして

 上記のいずれの生徒さんもまず最初に行うのが

 ヴァイオリン調弦チューニングです

ところが

 私は最近になって(といっても数カ月前ではなく数年前からですが)、ある驚くべき

 事実に直面したのです

それは

 上記のいずれの生徒さんも誰一人として

 ヴァイオリン調弦チューニング)が出来なかったのです

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と書くと

 ヴァイオリン調弦チューニング)だなんて、自分の家の子どもでもしてるぞ!

 ヴァイオリン調弦チューニング)だなんて、趣味で弾いてる自分もできるぞ!

 という声が聞こえて来そうですが、はたしてそうでしょうか?

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というように


 開放弦(左指で押さえない状態の弦)を完全5度で調弦

 完全5度の音程の振動の比率が2:3であることから

 3-2 =1は、調弦重音で弾いた2弦の振動の差を意味

 2の半分=1は、調弦重音で弾いた2弦の下の弦の1オクターブ下の音を意味

 2つの開放弦を完全5度に調弦して同時に弾いて

 下の弦の1オクターブ下の音が鳴っていれば

 2つの開放弦が正確に完全5度で調弦できていることになります。

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という

 [理屈]はともかくも

 重音を弾いた際に生じる音=[差音](上掲の図で点滅している音符)を

 聴きとれるようにレッスンすると、大人の方より子どもの生徒さんの方が

 この[差音]を明確に認識するように感じています

ところが

 私のところに習いに来ている、趣味で習う一般の方だけではなく音大生(音楽大

 学生)演奏者(プロ奏者)指導者ヴァイオリン先生)までもが

 このヴァイオリン調弦チューニング方法を、それまで知らなかったのです

また

 [差音]ではヴァイオリンの音程は大体にしかわからないという情報が散見されたり

 私のサイトのヴァイオリンの音程の取り方でも[差音]が鳴っている前提で、更に

 微調整が必要と書いていますが、そこまでの精度の人は殆ど居ませんし、そこまでの

 精度で奏でる人もまた、その拠り所としているのは[差音]です。

そして

 『ヴァイオリンの正しい音程の取り方とは?魔法のハッピーターンで学ぼう!

 で書いたように

 [差音]こそは、弦の状態や寿命にかかわらず2音を一定の音程で奏でると生じ

 [差音]こそは、それを響かせるために左手右手技術を求められるとともに

 [差音]こそが、[重音]の音程の正しさを規定し判断する手がかりであるので

 ヴァイオリン演奏の出発点である調弦を上記のチューニング方法で行うこと

 ヴァイオリンの長年の叡智により確立された本来奏法の出発点となるのです

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ちなみに

 そうしたヴァイオリンの長年の叡智により確立された本来の奏法の習得の一環として

 『ヴァイオリンが正しい音程の美しい音で弾ける

 「奥義秘伝」ならぬ「当然至極」な宝物とは?』でも書いたように

 鷲見三郎先生は、音程の[壺]を揃えるために、指に砥の粉を付けて弦を擦ったり

 鷲見四郎先生は、拍節の[壺]を狙って弾かせ、颯爽とした演奏を実現され

 来日すると四郎先生のご自宅で練習していたフランク・ペーター・ツィンマーマン

 ヴァイオリンのそうした[壺]こそを只管に探究し探求する練習をしていました。

さらには

 私とウオッカを飲んでいただけではなく指導もされた(笑)スターン先生も

 私とテキーラを飲んでいただけではなく指導もされた(笑)シェリング先生も

 生徒の出来が良いと怒り、出来が悪いと笑顔で褒めた(笑)メニューイン先生も

 それ以外の巨匠と呼ばれる方々も、そうした音程の[壺]拍節の[壺]こそを

 常に追い求め、前提として弾かれていたことを目の当たりにして来ました。

そして

 『文字の書き方も習わずに文章を綴る?

  あなたのヴァイオリンが上達しない決定的な理由』や 

 『走馬看過!? ヴァイオリンの音程の取り方に気づかない』などに書いたように

 短歌、詩、随筆、小説…などと、何れにしても文学として書くためには

 まず初めに日本語ならではの文字の書き方を習得する必要があるように

 小品、ソナタ、協奏…などと、何れにしても音楽として弾くためには

 まず初めにヴァイオリンならではの音程の取り方習得する必要があります。

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にもかかわらず

 文字の書き方を知らず書き続けても、そのうち文字が上手になることもないように

 音程の取り方を知らず弾き続けても、そのうち音程が改善するという期待もできない

 ように思うのですが、世の中の多くの人は、大きく違う音程でなければそれでいいと

 思ってしまうようです

しかし

 既述のような巨匠や名手であっても、このブログで私が何度も繰り返している主張

 つまりヴァイオリン正しい音程の[]の探求こそを「当然至極」のこととして

 日々行い続けていることは忘れてはならないと思いました。

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そうした

 ヴァイオリンの正しい音程の[壺](つぼ ツボ)については

 『たった一音で理解する!ヴァイオリンの正しい音程の取り方

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(音符の位置を段階的に上下させてイメージを表現しています)

(静止して濃く表示されている音符が正しい音程です)


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(音符の位置を段階的に上下させてイメージを表現しています)

赤い矢印青い矢印で示したのが[壺]による正しい音程です)


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(音符の位置を段階的に上下させてイメージを表現しています)

紫の矢印緑の矢印で示したのが[壺]による正しい音程です)


 の3つの記事で、具体例を挙げて示しました。

ヴァイオリン バイオリン 調弦 チューニング 差音 レッスン 教室 音程 差音 壺 つぼ ツボ

 

(音符の位置を段階的に上下させてイメージを表現しています)

赤い矢印で示したのが[壺]による正しい音程です)


ヴァイオリン バイオリン 調弦 チューニング 差音 レッスン 教室 音程 差音 壺 つぼ ツボ

  

(音符の位置を段階的に上下させてイメージを表現しています)

赤い矢印で示したのが[壺]による正しい音程です)


 の2つの記事では、実際のの中で具体例を示しました。

そして

 チューナー ピアノ 歌ってみる 頭の中の音 主音から 開放弦から 純正律

 ピタゴラス 単によく聴く といったヴァイオリン音程の取り方というのは

 そのいずれもが、ヴァイオリン音程取る本来のやり方とは無関係であったり

 理屈でさえもが、ヴァイオリン音程を取ったことへの後からの評価であるだけで

 バイオリン正しい音程の取り方それ自体を伝えるものではないことも示しました。

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ところが

 『美しい海と海岸を取り戻す

  ヴァイオリンは正しい音程の[壺]で奏でると、美しい音が朗々と響く』の

 タイトル通りのことが忘れられてしまい

 ヴァイオリンを正しい音程の[壺]で奏でる「当然至極」のことが

 ヴァイオリン正しい音程の[]それ自体「奥義秘伝」のようになった結果

 あたかも秘伝のタレの入った[]のように一部の人達にしか伝えられなくなり 

 秘伝のタレを用いた美味しいかば焼きの作り方が門外不出であるかの如く

 ヴァイオリン正しい音程美しい音を奏でられる人が限られてしまいました。

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だからこそ

 ヴァイオリン本来奏法を学ぶことは難しくなってしまった現在において

 本来奏法学び実践することは大変貴重で意義があると考えています

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私の教室では

 本来奏法基づいた響き音程確定できる」手法により生徒さんはどなたも

 正しい音程の美しい音でヴァイオリンを朗々と奏でられるようになってきています

あなたも

 正しい調弦チューニング)方法から始まるヴァイオリン本来奏法習得し、

 正しい音程の美しい音で朗々と演奏できる人達の仲間入りをしてみませんか?

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 音程の[壺](つぼ ツボ)