Performaヴァイオリン肩当て木製の響きの雑味を除去
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イワモト ヴァイオリン教室のブログへようこそ。
イワモト ヴァイオリン教室では
専門家を目指す方だけではなく、趣味で習う方にも
「正しい音程」 （正確な音程）
「本格的な音色」（美しい音）でヴァイオリンを弾くための
基礎的な演奏技術を大切に指導し
一音いちおん丁寧に
各人の進捗に合わせた課題をレッスンしています。
ヴァイオリンが本当に上手に弾けるようになりたい方は
当教室のバイオリンのレッスンをぜひ受けてみてください。
『ザ・しゃもじ・イズ・タイムマシン！？
ヴァイオリンの響きを豊かにするパーツ』
① ～その１～
② ～その２～
③ ～その３～
④『ザ・しゃもじ・ライク・タイムカプセル！？
ヴァイオリンに響きを持続させるパーツ』
⑤『ザ・しゃもじ・イズ・デストロイヤー！？
ヴァイオリンを正しい音程で響かせ続ける』
⑥『ザ・しゃもじ・イズ・フライヤー！？
ヴァイオリンの正しい音程を響かせる「飛んでもない」差異！？』
⑦『ザ・しゃもじ・イズ・コントローラー！？
ヴァイオリンの響きを増す取り付け位置』
⑧『ザ・しゃもじ・イズ・スモーカー！
⑨『Performaヴァイオリン肩当てを劇的に高音質化！』
⑩『Performaヴァイオリン肩当て木製の前程を劇的に高性能化！』
⑪『Performaヴァイオリン肩当て木製の響きの雑味を除去』（当記事）
が関連します）
これまで繰り返し述べてきたように
ヴァイオリンの音程は、総ての音程において［響き］により認識され判別される
とともに、正しい音程は、その音が最も響くポイントである［壺］（つぼ ツボ）
によって取るのが本来の音程の取り方です。
そして
『［睡眠］とヴァイオリンの練習に必要なものは［量］より［質］！』
にも書いたように
［音程］に求められるものは［音高］より［響き］であり、［響き］を重視する
ヴァイオリンの本来の奏法の指導では、大量のエチュードや曲を次々に弾き進める
ことは決してせず、運弓、運指、ポジション移動、ビブラートのすべてにおいて、
一音いちおんヴァイオリンが綺麗に豊かに響くことを確認しながら進められ、
その結果として、あらゆる曲でヴァイオリンをヴァイオリンとして奏でることが
可能となるのです。
このように
ヴァイオリンをヴァイオリンとして奏でるためには、ヴァイオリンの響きを豊かに
することが重要であり、そのパーツの一つである肩当てについて
『Performaヴァイオリン肩当て木製の前程を劇的に高性能化！』で書いたように
外見がしゃもじに似ているPerforma（パフォーマ）の肩当てでは
その樹脂製ではなく木製の方において
最初から貼られているスポンジパッドを剥がし、代わりに下記製品を貼ることで
第一に、拘束感が強いわけではないままで、楽器を安定して構えられ
第二に、少しだけ損なわれる響きに対して、それ以上に楽器がしっかり響かせられ
第三に、楽器の固定により、運指が安定し、運弓の微妙な表現もし易くなる効果が
得られました。
しかし一方で
Performaの木製の肩当てでは、上掲のシートにより利点が増えてもなお
その豊かな響きの中に何か「ハァ～ヒィ～フゥ～ヘェ～ホォ～」とでも表現したく
なるような肩当て自体による雑味が多少感じられる点が若干気になっていました。
その問題を解決すべく、あらゆる方法やあらゆるパーツを試しているなかで
B.AIR スウィング チップ(Swing Chip) ST-H(GP) という、
主に管楽器奏者が使用するパーツを見つけ、早速試してみました。
すると
Performaの木製の肩当てを装着した際の響きに感じていた雑味は整えられたものの
今度は「豊かな音量＋きつさ」という感じの音に変わってしまい
雑味が取れた代わりに、きつい音が大きく出るようになってしまった点で
一長一短があり、これでは解決策にはならないと落胆していました。
はく離紙を剥がして貼り付ける仕様で
このゴムが倍音を吸収してしまい、きつい音になっていることがわかりました。
（チップにも添付されている予備の貼り付けシール）
そこで
チップにも貼られている上掲のシールは剥がしてしまい
・基材にゴムを使用せず（接着力の点で粘着剤にはゴム系を使用）
・基材に厚みが少なく
・それでいて楽器の長時間の振動でも剥がれない強力な接着力のある両面テープで
（極端な価格差がありますが、どちらも同じ製品です）
さらに
Performaの木製の肩当てにチップを貼って響きを確かめる際
特定の場所に貼って、暫らく弾き込むとまた結果が変わるため
異なる場所に貼って、暫らく弾き込む
という作業を何日もかけて繰り返し探求した結果、下掲の写真の位置に貼った場合に
その豊かな響きから雑味だけが除去され整いつつ、さらにその響きが増すことにより
ヴァイオリンの本来の奏法での響くポイントの［壺］（つぼ ツボ）で音程を取る
聴取と判別が、より一層容易になるとともに、ヴァイオリンも一層豊かに響くように
なりました。
とはいえ
既述のような両面テープを用いてチップを上掲の写真の位置付近に真似て貼れば
それでよい音がするかといえば、そういうものではなく、上掲の写真の位置は
写真のPerformaの肩当ての場合に最適な場所であって、Performaの木製の肩当ては
天然の素材を使用しているがゆえに、チップを貼る最適な場所も製品毎に一つひとつ
異なります。
そうしたことから
私の教室には音大生 演奏者 指導者の方へのレッスンというページもあるように、
趣味で習う一般の方から、音大生（音楽大学生）、演奏者（プロ奏者）、
指導者（ヴァイオリンの先生）の方までもが習いに来ていますが、
その生徒さん一人ひとりが所有しているPerformaの木製の肩当てにおいても
『ザ・しゃもじ・イズ・タイムマシン！？
ヴァイオリンの響きを豊かにするパーツ』
① ～その１～
② ～その２～
③ ～その３～
④『ザ・しゃもじ・ライク・タイムカプセル！？
ヴァイオリンに響きを持続させるパーツ』
⑤『ザ・しゃもじ・イズ・デストロイヤー！？
ヴァイオリンを正しい音程で響かせ続ける』
⑥『ザ・しゃもじ・イズ・フライヤー！？
ヴァイオリンの正しい音程を響かせる「飛んでもない」差異！？』
⑦『ザ・しゃもじ・イズ・コントローラー！？
ヴァイオリンの響きを増す取り付け位置』
⑧『ザ・しゃもじ・イズ・スモーカー！
⑨『Performaヴァイオリン肩当てを劇的に高音質化！』
⑩『Performaヴァイオリン肩当て木製の前程を劇的に高性能化！』
⑪『Performaヴァイオリン肩当て木製の響きの雑味を除去』（当記事）
が関連します）
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