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　イワモト　ヴァイオリン教室のブログへようこそ。

　イワモト　ヴァイオリン教室では
　専門家を目指す方だけではなく、趣味で習う方にも
　「正しい音程」　（正確な音程）
　「本格的な音色」（美しい音）でヴァイオリンを弾くための
　基礎的な演奏技術を大切に指導し
　一音いちおん丁寧に
　各人の進捗に合わせた課題をレッスンしています。

　ヴァイオリンが本当に上手に弾けるようになりたい方は
　当教室のバイオリンのレッスンをぜひ受けてみてください。

私は

　『世界的なヴァイオリニストから学んだ、

　　ヴァイオリンの練習方法と演奏テクニック』で書いたように

　歴史的名教師の鷲見三郎先生、鷲見四郎先生に師事するとともに

　歴史的名奏者のメニューイン、シェリング、スターン先生の教えを請う機会や

　来日時のツィンマーマンの練習を四郎先生宅で具に聴く機会に恵まれたこともあり

　世界的なヴァイオリニストの練習方法と演奏テクニックを知ることが出来ています。

それは

　既述の世界的名奏者の方々は、一人残らず、

　どのような時も、どのような曲においても、まずは

　ゆぅ～～～っくりと、一音いちおん弾いて練習し

　ユゥ～～～ックリと、一音いちおん確認しながら弾き

　ゆぅ～～～っくりと、一音いちおん「拍節の［壺］」に向かって音を並べつつ

　ユゥ～～～ックリと、一音いちおん「音程の［壺］」を確認しながら弾くという

　拍節においても音程においても常に［壺］（つぼ　ツボ）を意識し、目指し確認し

　ながら復習っていたのです。

そして

　世界的名奏者の方々のみならず、私のような凡庸な者もそのように復習うことで

　『ヴァイオリン学習者が確実かつ急速に上達する指導を巡る３つの思い』

　で書いたように

　美しい音が朗々と響くようになるだけでなく

　それによって楽器もどんどん、どんどん、よく鳴るようになるうえに

　それによって演奏もどんどん、どんどん、上手に聴こえるようになり

　その結果、［上達のワープ］ともいえるような急速な上達につながるのです。

ですから

　私の教室には音大生　演奏者　指導者の方へのレッスンというページがあるように

　趣味で習う一般の方に加えて、プロの方々もレッスンを受けに来ていますが、

　どの生徒さんにおいても上記のような指導により急速に上達されるので、　

　私としては「良いことづくめ」とばかり思っていましたが、実はそうとも言えない

　状況もあることを、生徒さん方から聞きました。

まず

　「音大生」（音楽大学生）にあっては、

　何しろ音楽大学というところは世間のイメージとは全く違い、実は

　『音大生（音楽大学生）がレッスンを受けに来る理由

　　ヴァイオリン指導における専門性とは？』で書いたように

　「なんとかしてきて」や「研究してきて」と言うばかりで、講師から教授に至るまで

　具体的な演奏技術の改善や、演奏技術に即した表現というものを全く指導しないので

　私のレッスンを受けられた上で音楽大学でのレッスンに臨まれると、その急激な上達

　ぶりに、教授などから「どこかに習いに行ったの？」と訊かれるのだそうです。

すると

　音楽大学での先生との関係や先生の気質に応じて

　ある生徒さんは「いいえ、べつに…」と白を切り通したり（笑）

　ある生徒さんは「実は…」と私に習っていることを伝えたり

　また別の生徒さんの場合は、私に習っていることを伝えたところ、怒られた…

　のではなく、その逆で「情報共有がしたいから」という理由で私を音大に連れて来い

　とまで言われたそうです（笑）

次に

　「演奏者」（プロ奏者）にあっては

　何しろ演奏を仕事にしているので、ＣＤの売り上げとともに、観客動員数も気になる

　そうで、私に習っていることを内緒にしているマネージャーさんから、今までは

　露出の多い衣装を提案されていたのが、私のレッスンの成果で演奏が充実してくると

　「あまりそうした衣装を提案されなくなって助かった」のだそうです（呆）

（写真はイメージです）

また

　「指導者」（ヴァイオリンの先生）にあっては

　複数の先生が在籍する音楽教室で講師をしている先生の場合、私に習っている

　その先生だけでなく、その生徒さんまでもがぐんぐん上達していただけるのは良い

　ことだと思っていましたが、発表会などで他の先生方と一緒に講師陣の合奏をすると

　アンサンブル能力が欠落しているということではなく、私の生徒さんである先生だけ

　美しい音が朗々と響いてしまうので、聴いている人達から「一人だけ弾き方が違う」

　と言われるそうです（笑）

ということで

　音大生　演奏者　指導者の方々は、既述のように単純に上達を喜べないこともある

　としても一般の方においては、上達する分には問題ないだろうと思っていたのですが

　やはりここでも問題が発生していることを、二人の生徒さんの話から知りました。

そのひとつは

　学校行事で頼まれて弾いた際、あまりの音の美しさに担任の先生が驚き、どれほど

　巧いのか？！という趣旨のことを言われたので、照れ隠しに「楽器が良いから」と

　答えたところ、今度はどれほど高額な銘器を持っているのか…という目で見られる

　ようになってしまったというのです（笑）

もうひとつは

　こちらの生徒さんも学校行事で頼まれて弾いたところ

　「趣味で習う一般の方」ということで、１時間～１時間半／日程度の練習でしたが

　たまたま同じ学校に

　『「弦のトホホ」（仮名）というブランドの有名無実ぶり』や、既出の

　『音大生（音楽大学生）がレッスンを受けに来る理由

　　ヴァイオリン指導における専門性とは？』でも取り上げた

　Ｔ朋やＧ大を目指して幼少の頃から毎日まいにち何時間も練習している子が居て

　その子よりもはるかに正しい音程の美しい音が朗々と鳴り響いてしまったことで

　その子との仲が険悪になってしまった…そうなのです。

世の中、なかなかうまくいかないものですね…

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