コンフォレスト COMFO REST Model-k ヴァイオリンのあご当てにおける響きの増加 ~その3~

COMFO REST model-k Double Wing  

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(この記事には
 『コンフォレスト COMFO REST Model-k
  ヴァイオリンのあご当てにおける響きの増加 ~その1~

 『コンフォレスト COMFO REST Model-k
  ヴァイオリンのあご当てにおける響きの増加 ~その2~

 『コンフォレスト COMFO REST Model-k
  ヴァイオリンのあご当てにおける響きの増加 ~その3~』(当記事)

 が関連します)
ヴァイオリン あご当て コンフォレスト COMFO REST model-k バイオリン 教室 レッスン 音程 響き

決定的な誤解!

 ヴァイオリンの音程は[改善]ではなく[開栓]するもの!』で書いたように

 ヴァイオリンにはギターのようなフレットがないことを

 多くの人は、だから「正しい音程を取るのが困難」と捉えてしまっていますが

 専門家達は、だから「正しい音程取ることができる」と認識しています

ヴァイオリン あご当て コンフォレスト COMFO REST model-k バイオリン 教室 レッスン 音程 響き

何故なら

 その音程におけるヴァイオリン響きに慎重に耳を傾けると、ひとつの音の中にも

 「響くポイント」と「その他響かない箇所」という響きの凹凸があることがわかり、

 「響くポイント」の[]はギターのフレットよりも遥かに細かく多数存在し、

 そうした]を認識し識別し選択すること正しい音程が取れるのであり、

 それがヴァイオリン本来の弾き方なのです

そして

 正しい音程の「響くポイント」の[]からは、シャンパンのコルクを[開栓]した

 時のようにヴァイオリン本来の美しい音色が溢れ出すのです

ヴァイオリン あご当て コンフォレスト COMFO REST model-k バイオリン 教室 レッスン 音程 響き

ですから

 その出発点である正しい音程を判別するための響きの凹凸による「響くポイント」を

 測定し示すことができないため、チューナーヴァイオリン正しい音程取るのに

 全く役立たないのです

ヴァイオリン あご当て コンフォレスト COMFO REST model-k バイオリン 教室 レッスン 音程 響き

そうしたことから

 ヴァイオリン音程取る手掛かりとなる、その音程における響きの凹凸、つまり

 「響くポイント」と「その他響かない箇所」を探し出すためには、ヴァイオリンの

 響きが豊かであることが何よりも大切であり、その観点から

 『コンフォレスト COMFO REST Model-k

  ヴァイオリンのあご当てにおける響きの増加 ~その1~で詳しく書いた

 あご当ては、響きを増加させるという点において、まさにその目的に適う製品です。

ヴァイオリン あご当て コンフォレスト COMFO REST model-k バイオリン 教室 レッスン 音程 響き

オリジナルのコンフォレストCOMFO REST Model-k

https://shop.kurosawagakki.com/items/2752024

ヴァイオリン あご当て コンフォレスト COMFO REST model-k バイオリン 教室 レッスン 音程 響き

防汚処理後のコンフォレストCOMFO REST Model-k

また

 『コンフォレスト COMFO REST Model-k

  ヴァイオリンのあご当てにおける響きの増加 ~その2~で詳しく書いたように

 あご当てのコンフォレストCOMFO REST Model-kで

 軽量化を追求して選択されている米杉のあご当てと表板が接する部分と

 軽量化を追求して選択されているチタン製の脚部と裏板が接する部分に貼られている

 コルクを

ヴァイオリン あご当て コンフォレスト COMFO REST model-k バイオリン 教室 レッスン 音程 響き

 高反発シートに貼り替えること

ヴァイオリン あご当て コンフォレスト COMFO REST model-k バイオリン 教室 レッスン 音程 響き

 コルクよりも響きが拡散され音量が増すことで、高反発シートによる多少甲高い感じ

 のする音が、弾き込むこと響きの増加により打ち消されるとともに、総ての音程

 [響き]により認識し判別し、[響き]の中からその音が最も響くポイントである

 []を選択するヴァイオリン本来音程の取り方において

 単に響きが増加しただけでは[]が認識し難くなってしまう場合もありますが、

 高反発シートによる増加では[]が識別し易くなる響きの増加をもたらしました。

そうしたなか

 COMFO REST Model-kの響きを更にさらに増すことができる方法

 思いついたのです

ヴァイオリン あご当て コンフォレスト COMFO REST model-k バイオリン 教室 レッスン 音程 響き

それは

 ただ単にあご当てが軽量なのでヴァイオリン響きが良くなったのであれば

 それならあご当てを着けないのが最良…ということになってしまいますが、

 そうしたあご当てを着けない状態よりもCOMFO REST Model-kを使うと響きが良く

 そうしたことからヴァイオリン響きにCOMFO REST Model-kが何らかの影響を

 与えていることは明らかです

そして

 [真ん中タイプ]の構え方でCOMFO REST Model-kを使用すると

 COMFO REST normal では左側も均一な高さであるのに対し

 COMFO REST Model-kでは左半分で高さが低いことから

 その低い部分はより一層軽量で、その低い部分には何も触れないことから共振し

 その低い部分がより一層ヴァイオリン響きを豊かにすることがわかりました。

ヴァイオリン あご当て コンフォレスト COMFO REST model-k バイオリン 教室 レッスン 音程 響き

そこで

 左側の低い部分が軽量で何も触れないことから共振しているのであれば

ヴァイオリン あご当て コンフォレスト COMFO REST model-k バイオリン 教室 レッスン 音程 響き

 左側の低い部分と同様に、右側にも共振している部分があれば、共振は更に増す

ヴァイオリン あご当て コンフォレスト COMFO REST model-k バイオリン 教室 レッスン 音程 響き

 つまり

 低い部分を左側だけでなく右側にも作れば、左右とも共振して更にさらに響きが増す

 と考えたのです

ヴァイオリン あご当て コンフォレスト COMFO REST model-k バイオリン 教室 レッスン 音程 響き

ということ

 コンフォレスト COMFO REST Model-kのオリジナル

ヴァイオリン あご当て コンフォレスト COMFO REST model-k バイオリン 教室 レッスン 音程 響き

 コンフォレストで使われているのと同じ種類の木材である米杉の板材

ヴァイオリン あご当て コンフォレスト COMFO REST model-k バイオリン 教室 レッスン 音程 響き

 コンフォレストで使われているのと同じ品番のチタン製の脚部

ヴァイオリン あご当て コンフォレスト COMFO REST model-k バイオリン 教室 レッスン 音程 響き

 (背景に映っている黄緑色のシートは、既出の

  『コンフォレスト COMFO REST Model-k

   ヴァイオリンのあご当てにおける響きの増加 ~その2~』で詳しく書いた

  高反発シートです)

 これらを使って

ヴァイオリン あご当て コンフォレスト COMFO REST model-k バイオリン 教室 レッスン 音程 響き

 左側だけではなく

 右側にも低い部分のあるCOMFO REST Model-kを作ってみようと考えました。

ただし

 既掲の画像は左右対称で表示されるように合成したものですが

ヴァイオリン あご当て コンフォレスト COMFO REST model-k バイオリン 教室 レッスン 音程 響き

 ひとつには、完全に左右対称では、左右で響きが反発して打ち消される可能性があり

 ひとつには、[真ん中タイプ]の構え方であごを乗せる中央部分が左右非対称なため

ヴァイオリン あご当て コンフォレスト COMFO REST model-k バイオリン 教室 レッスン 音程 響き

 オリジナルのCOMFO REST Model-kを中央から左右対称にするのではなく

 オリジナルのCOMFO REST Model-kの右側に、左側と同じ低い部分が加わる

 というになるように、板材から削り出してみました。

ヴァイオリン あご当て コンフォレスト COMFO REST model-k バイオリン 教室 レッスン 音程 響き
ヴァイオリン あご当て コンフォレスト COMFO REST model-k バイオリン 教室 レッスン 音程 響き
ヴァイオリン あご当て コンフォレスト COMFO REST model-k バイオリン 教室 レッスン 音程 響き
ヴァイオリン あご当て コンフォレスト COMFO REST model-k バイオリン 教室 レッスン 音程 響き

すると

 左側での低い部分が振動していたのに加えて

 右側でも低い部分が振動することになり、響きを更にさらに増すことができる

 という予想とは少し異なる、けれども大変好ましい結果が得られました。

それは

 左側での低い部分の振動は、もっぱら中低音域側に影響していることから

 中低音というのは音の指向性が広がる傾向にあるからか「響き」の増加として作用し

 右側での低い部分の振動は、もっぱら高音域の側に影響していることから

 高音域というのは音の指向性が狭いという傾向のためか「音量」の増加として作用し

 そのような変化として、オリジナルのCOMFO REST Model-kよりも響き

 更にさらに増すことできました。

その結果

 冒頭既述のようにヴァイオリン響きに慎重に耳を傾けると、音の中に

 「響くポイント」と「その他響かない箇所」という響きの凹凸があること

 より一層わかりやすくなるとともに、それにより、ヴァイオリン音程は総て

 響き確定できるという、ヴァイオリン本来奏法における音程の取り方

 より一層奏で易くなりました。

ヴァイオリン あご当て コンフォレスト COMFO REST model-k バイオリン 教室 レッスン 音程 響き

そして

 [真ん中タイプ]の構え方であごを乗せる中央部分のみ使用し

 オリジナルのCOMFO REST Model-kに当初からあった左側の低い部分を右側にも

 同様にあるように作った今回のあご当てで、その左右の低い部分が振動する有様は

 あたかも羽ばたく鳥の翼のように思えることから

 COMFO REST model-k Double Wing という副題を掲げました。

ヴァイオリン あご当て コンフォレスト COMFO REST model-k バイオリン 教室 レッスン 音程 響き

以上のように

 オリジナルのCOMFO REST Model-kに当初からあった左側の低い部分を右側にも

 同様にあるように作ることにより、響きが更にさらに増しました。

そうしたなか

 当記事のあご当てとの相乗効果で、響きがさらに豊かになる物に出会いましたが、

 それについては

 『おすすめ?最高?究極!のヴァイオリン肩当て HAYATE☆47 Fantasia

 で書きたいと思います。

ヴァイオリン あご当て コンフォレスト COMFO REST model-k バイオリン 教室 レッスン 音程 響き
(この記事には
 『コンフォレスト COMFO REST Model-k
  ヴァイオリンのあご当てにおける響きの増加 ~その1~

 『コンフォレスト COMFO REST Model-k
  ヴァイオリンのあご当てにおける響きの増加 ~その2~

 『コンフォレスト COMFO REST Model-k
  ヴァイオリンのあご当てにおける響きの増加 ~その3~』(当記事)

 が関連します)

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