ヴァイオリンの音色が劇的に美しく変化する!プロも知らない?美音の秘訣

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 イワモト ヴァイオリン教室では
 「正しい音程」 (正確音程
 「本格的な音色」(美しい音)でヴァイオリンを弾くための
 基礎的な演奏技術を大切に指導
 一音いちおん丁寧に
 各人の進捗に合わせた課題をレッスンしています

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ヴァイオリンで美しい音を出すには

 「さらに美しい音演奏したい

 「音をホールの隅々まで響かせたい」

 

 日々の練習や演奏で、そんな悩みを抱えていませんか?

 当教室では、音大生・演奏者・指導者の方へのレッスンも行っていますが、

 実際にそのような悩みを抱えて来られる方は多いです。

 

 実は、美しい音や充実した響きのためには、ある秘訣があります。それを知って

 学べば、音の質が劇的に変わり、周りも驚くような美しい音と豊かな響き演奏

 できるようになります。

 

 この記事では、現在の演奏美しい音が出ない理由と、そこから理想の音と

 響きを得るコツをご紹介します。

 

美しい音が出せない理由

 現在の演奏において、より美しい音が出せずに悩むその理由は、

 ヴァイオリンの音を“響き”として捉えられていないことにあります。

 

 たとえば、ヴァイオリンの音程はどのようにして取っていますか?

 

 ヴァイオリンの音程の取り方で書いたように、ヴァイオリンで正確な音程を取る

 には、楽器から出る音の“響き”を聴き分け、“響き”の凹凸の中から響く音を

 選び取ります。

 

 このヴァイオリンの“響き”は、一流の機材を用いても収録が不可能なため、当然、

 チューナーなどでも捉えることはできません。それに、チューナーやピアノの音

 などのヴァイオリン以外の音を頼りにして取った音は、ヴァイオリンの“響き”に

 基づくものではないため、最も響く音を選び取れていないという点で、

 ヴァイオリンの音程の取り方で取った音と比べると、音の響きには欠けてしまい

 ます。

 

 ヴァイオリンでより美しい音を出したいなら、ヴァイオリンの音を“響き”として

 捉えること必要です。そのためには、チューナーやピアノの音から離れて、

 ヴァイオリンから出る音の“響き”を聴く習慣をつけることで、耳が次第に

 鍛えられていきます。

 

 美しい音への一番の近道は、ヴァイオリンの音程の取り方を学ぶこと。

 自らの耳でその“響き”の中から正解を判別できるようになれば、

 常にヴァイオリン本来の美しい音で演奏できるようになります。

 

ヴァイオリンで美しい音を出す3つのステップ

 第一のステップ 「Son Filé」(ソン・フィレ) 

 この練習方法は、ヴァイオリンのボウイング技術において、音の均一性や滑らかさを

 追求するために行われます。

 『 ヴァイオリンを調える――音色と音程矯正し一気に上達する練習法
   「Son Filé」(ソン・フィレ) 』 に詳述しています。

 第二のステップ “響き”の違いを聴き分ける耳を育てる 

 音程の微妙な違いにおける“響き”の凹凸に注目し、もっとも響く音を選びます。

 重音の場合には、正しく調和した際に下の音として[差音]が響くように奏でます。

 第三のステップ 一音いちおんの「音」がつなぐ「音楽」 

 「Son Filé」、“響き”の凹凸、[差音]、これらを一音いちおんで留意し、それが

 次の音とどう繋がるか、全体の流れとして「音楽」になっているかを確認します。

 

実際に音色響きが劇的に変わった実例

 先日、当教室のある生徒さんが出演した演奏会に立ち会う機会がありました。

 その演奏会には、他の教室の生徒さん方や、日本を代表するソリスト達も参加して

 いるなか、当教室の生徒さんの演奏は、プロをも凌ぐ圧倒的な“美音”で、その

 美しい音響きとホール全体が一体化して“響音”を感じたこともはっきりと確認

 できました。

 

 しかし、普段のレッスンでもそうであるように、「美しい音を出しなさい」という

 指導は一切していないです。それなのに何故、ここまで圧倒的な“美音”と

 “響音” が得られたのでしょうか?

 ここで私は、かつてのマエストロのリハーサル光景を思い出しました。

 そこには、今回のヒントとなる要素も含まれていたのです

 

名指揮者の美音との共通点

 私が“美音”に最も衝撃を受けたのは、『“騒音”は自然な行為から “美音”は

 不自然な行為から生まれる あなたがヴァイオリンの練習で勘違いしていること

 ~その2~』で書いた、1981年にNHKホールで行われたカラヤン/ベルリン

 ・フィルの演奏です。

 

 その美音は、あれほどレコーディングにこだわったカラヤン氏でさえ、録音には収め

 きれていないほどで、実際の演奏では、そのあまりの音の美しさに、眩暈がしたこと

 を覚えています

 

 その後、カラヤン氏のリハーサルの見学や、演奏・録音にも参加させていただくと、

 実際の現場でも、「もっと美しい音で」「もっと響かせて」といった指示は、一切

 出されていなかったのです

 

 そこで、ふと、今の私の指導は、あの時のカラヤン氏の指揮に通じるものがあると

 感じたのです。それは「音」を「音楽」にするということです

 

「音」を「音楽」にする

「音」を「音楽」にするとは、端的に言えば、無秩序な「音」に一定の

 秩序を与えることで「音楽」として認識されるという捉え方ができます。

 そしてそこで

 1つは、人が「音楽」として、そこに秩序や、秩序を引き立てるための無秩序を感じ

 1つは、音が「音楽」として、一つ残らずその秩序や秩序の引き立て役になっている

 ということが実現されてはじめて、「音楽」として認識されるようになります。

 

 カラヤン氏はオーケストラのリハーサルにおいて、常に演奏技術上の都合から生じる

 不自然さを排除し、聴いた際にその場に相応しい表現となるように、1フレーズ、

 時には1音ごとにそうした追求を繰り返していました。それはまさに、一音

 いちおんの「音」において、その場に相応しいという秩序を求めていたのです

 

 同様に、ヴァイオリン演奏においても、一音いちおんの「音」について、

 正しい音程という秩序を求めることが、結果として、ヴァイオリンを“美音”と

 “響音”で奏でることにつながります。

 

 そして、それこそが「音」を「音楽」にするという取り組みであるとともに

 さらに、そのような「音」を「音楽」にするために一音いちおんに気を配り続ける

 ことよって、オーケストラであってもヴァイオリンであっても、そこで常に

 “美音”と“響音”が得られるのです

 

ヴァイオリンの音程の取り方が未来を変える

 このように、「音」から「音楽」を創り上げるには、一音いちおんに気を配りつつ、

 ヴァイオリンの音程の取り方に則って弾くことによって、ヴァイオリンを

 ヴァイオリンとして奏でることができるようになり、その結果、美しい音色の

 “美音”とホールを満たす“響音”が得られるのです。

 

 つまり、ヴァイオリンを美しい音色で朗々と響かせ、それを「音楽」にするには、

 まずは、ヴァイオリンの音程の取り方を学び、それに則った「音」を弾けることが

 スタートラインとなります。それは初心者だけではなく、むしろ上級者やプロの方々

 にこそ、改めて取り組むべき課題だと言えます。

 

 というのも、上級者やプロの方であっても、ヴァイオリンを美しく響かせるために

 必要なヴァイオリンの音程の取り方を学べていない場合もあるからです。

 その背景には、ヴァイオリン愛好者の急増や教育機関の多様化により、ヴァイオリン

 の音程の取り方が必ずしも学び伝えられなくなったこと、インターネットを通じた

 情報発信の自由化によって、そうした指導が見失われがちな現状があります。

 その結果、必ず学び踏まえるべきそうした基礎が知られず、表面的に曲を弾き通す

 だけの練習に終始するケースが増えているのです

 

 もし、ヴァイオリンの音程チューナーやピアノの音などで確認しているとしたら、

 “響き”を聴く耳を育てることが重要であり、急務なのです

 

教室での取り組み

 イワモト ヴァイオリン教室では、単に曲を「通す」だけで終わらせず、「音」を

 「音楽」にするスタートラインであるヴァイオリンの音程の取り方を、一般の方に

 加えて、音大生・演奏者・指導者の方へのレッスンでも行っています。

 そこでは“響き”を聴く耳を育てることをヴァイオリンの基礎として位置づけて

 います。そして上級者の方であればあるほど、そうした基礎を改めて学ぶことに

 よって、より一層美しい音色を朗々と響かせられる“美音”と“響音”を得ること

 できるようになっています

 

 ヴァイオリン正しい音程の美しい音で朗々と響かせたい方は、当教室レッスン

 受けてみてください。

 東京都狛江市にある美しい音色・正しい音程・伝統の奏法重視の

 「イワモト ヴァイオリン教室」

 住所(狛江教室):〒201-0003 東京都狛江市和泉本町2-31-4メイプルビル301

 営業時間    :10:30~23:30(日・月・水・木・土)

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