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イワモト ヴァイオリン教室のブログへようこそ。
イワモト ヴァイオリン教室では
「正しい音程」 (正確な音程)
「本格的な音色」(美しい音)でヴァイオリンを弾くための
基礎的な演奏技術を大切に指導し
一音いちおん丁寧に
各人の進捗に合わせた課題をレッスンしています。
この記事のタイトルを見て、「私は先生じゃないから関係ない」と思いましたか?
実は、この記事はすべてのヴァイオリン学習者に読んでいただきたい内容です。
なぜ「先生も知らない」と書いたのか――それは、プロの先生方でさえ知らない
当教室には、初心者の方から、上級者、音大生、プロ奏者、そしてヴァイオリンの
音大生もプロ奏者も指導者の方々も、それぞれの演奏活動において成果を上げて
つまり、どのレベルの方も、改めて学ぶ価値がある「本来の弾き方」がある
あなたも、こんな経験はありませんか?
・「もっと表情豊かに」と言われても、どうすればいいのかわからない
もしかしたら、それは「あなたのせい」ではないかもしれません。
演奏会で起きた、予想外の出来事
先日、ある演奏会に立ち会う機会がありました。
日本を代表するソリストたちも演奏するコンサートで、当教室の生徒さんも
舞台に立ちました。
すると――会場を満たす、圧倒的な「美しさ」
その響きは、プロの演奏をも凌駕するものでした。音がホール全体と一体化して、
聴衆を包み込んだのです。
演奏が終わった後、周囲の方々は驚きを隠せない様子でした。
「なぜ、あんなに美しく響くのだろう?」
(この時のことは
『ヴァイオリンの音色が劇的に美しく変化する!プロも知らない?美音の秘訣』で
詳しく書いています)
それでも、その地域では愛されているかもしれませんが、
本物の「きんつば」を知っている人には、その違いが一目瞭然です。
本来の「ホットドッグ」を知る人達には、それは異なる食べ物と思われます。
違うことがあります。
ヴァイオリンの本物の響き、ヴァイオリンの本来の音色――それこそが、
ヴァイオリンが長く愛され、学び、奏で続けられている理由なのです。
ヴァイオリンには、正しい音程で弾かれた時にこそ、最も美しく響く
という性質があります。
その「正しい音程」は、楽器から出る音の“響き”の中にあります。
けれども、ヴァイオリン本来の奏法を習い続けると、ある日突然――
信号機で色を判断するかのように、はっきりと音程の正誤がわかる瞬間が訪れます。
豊かに響くようになり、今まで聴いたこともないような美しい音色が、
「楽器の整備」の大切さ
▶弦長・弦高は適切か
▶駒・魂柱の位置は最適か
▶緒留め糸(テールナイロン)の太さ・長さは正しいか
特にテールナイロンの長さをmm単位で微調整すると――突然、楽器が朗々と
生徒さんは皆、驚かれます。「こんなに響く楽器だったんですね!」
細すぎて交換が必要なケースも多いため、常に最適な太さのテールナイロンを
在庫しています。
サッコーニ・モデルの緒留め糸(テールナイロン)
テールナイロンとマイクロメータ
(なお『不易流行――上達を極める!世界初のヴァイオリンパーツ』で詳しく書いた
ように、緒留め糸として総ての市販品とあらゆる素材を検証した結果、テールコード
としてはサッコーニ・モデルの緒留め糸であるナイロン製の太さ2mmのものが最良
であると判断しています)
最初からテールピースがサドル(下駒)に接触しないようにセッティングしてしまう
ことで、弦の張力がかかりテールコードが伸びて、結果としてテールコードが
長すぎる状態に陥ってしまい、ヴァイオリンが十二分には響かないケースを
多く見かけます)
(ただし、テールナイロンの長さ調整のためには、4弦とも同時に緩めて外して
行う必要があるため、魂柱の位置がズレないように作業することや、駒を適切な位置
に立てられるだけの専門的な技術に加えて、テールコード自体の伸びや弦の張力の
シューベルトが、ベートーヴェンに聴こえてしまう理由
例えばシューベルトには、繊細な表現を要求される室内楽の作品が多くあります。
しかし、多くの奏者が気づかないうちに、
シューベルトを弾いているつもりなのに、力強く、ベートーヴェンのように
聴こえてしまっている。
あるいは、表情をつけすぎて、メンデルスゾーンのような叙情性になって
しまっている。
なぜ、そうなるのでしょうか?
正しい音程で、一音いちおんが美しく響いていると、自然にその作曲家らしい表現が
生まれてきます。そしてそれは決してその作曲家向けの音程ということではなく、
ヴァイオリンがヴァイオリンとして奏でられるべき音程を追求することによって、
自ずとその作曲家ならではの表現、すなわちその作曲家の作品で求められる表情に
なっていくだけではなく、そこで求められるべきフレーズの表現や細かいニュアンス
だからこそ、多くの作曲家の作品において、ヴァイオリンという楽器が用いられ、
愛され続けているのです。
カラヤンが教えてくれたこと
私がベルリン・フィルのリハーサルや録音に参加させていただいた時のことです。
カラヤン氏は、「もっと美しい音で」「もっと響かせて」といった指示を、
一切出しませんでした。
それでも、あの圧倒的な「美音」が生まれていました。
カラヤン氏は、一音いちおんについて、その場に相応しい「あり方」を求めていた
からです。
求めるべき「音」には、求められるべき自然な秩序を与えることで「音楽」になる。
そしてその結果として、自ずと「美しい音」が生まれていたのです。
あなたの努力は、間違っていなかった――けれども
ヴァイオリンが好きだからこそ、続けてきた。
一生懸命練習してきた。
その努力は、決して間違っていませんでした。
けれども、どこか納得がいかない――
「もっと弾けるはずなのに」
「才能が足りないのかな」
「練習が足りないのかな」
それは違うのです。
あなたに足りなかったのは、才能でも努力でもありません。
当教室では、初心者から上級者まで、生徒さんのレベルを問わず、
アイザック・スターン、ヘンリク・シェリング、ユーディ・メニューイン、
イヴリー・ギトリス、ヘルベルト・フォン・カラヤンといった世界的巨匠から
直接学んだ指導者から丁寧なレッスンを受けられます。
▶“響き”による正しいヴァイオリンの音程の取り方を基礎から丁寧に指導
▶楽器の最適な整備から音楽表現まで一貫してサポート
▶初心者から指導者まで、それぞれに合わせた課題設定
ヴァイオリン本来の奏法を身につけることで、このような成果が期待できます。
▶いかなる曲でも、ヴァイオリン本来の魅力を発揮した演奏が可能になります
▶指導者の方は、生徒さん方も同様に飛躍的に上達させてあげられます
ヴァイオリンは、あなたを裏切りません。
「音」を「音楽」にする。
その第一歩を、一緒に始めてみませんか?
東京都狛江市にある美しい音色・正しい音程・伝統の奏法重視の
「イワモト ヴァイオリン教室」
住所(狛江教室):〒201-0003 東京都狛江市和泉本町2-31-4メイプルビル301
営業時間 :10:30~23:30(日・月・水・木・土)
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カテゴリ: 究極のヴァイオリン奏法
