ヴァイオリンのテンプレート――あなたの演奏が変わる瞬間

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 「正しい音程」 (正確音程
 「本格的な音色」(美しい音)でヴァイオリンを弾くための
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 各人の進捗に合わせた課題をレッスンしています

ヴァイオリン奏法のテンプレートを表すたい焼きの型のイメージ

こんな思いを抱えていませんか?

 「姿勢や手のを直されるけれど、それでも変わらない」

 「音程不安定で、練習してもなかなか改善しない」

 「きれいな音が出ない。才能がないのかもしれない…」

 

 もしそう感じているなら、まず知ってほしいことがあります。

 

 それは、決してあなたのせいではないということです

 

 あなたが真剣に求めている「何か」――それは、今のヴァイオリン教育では、

 ほとんど教えられていないのです

 

 その「何か」とは、“響きです

 

なぜ、その悩みは生まれるのか

 あなたは真剣にヴァイオリンに向き合っています

 姿勢を直し、手のを整え、チューナー音程確認し、何時間も練習する。

 それでも、何かが違う。何かが足りない。

 

 なぜでしょうか?

 

 実は、今学んでいる方法には、決定的に欠けているものがあるのです

 それは、ヴァイオリン音程を“響き”で取るという、300年の伝統奏法です

 

響き”とは何か――楽器自身が教えてくれること

 ヴァイオリン正確音程取るためには、楽器から出る音の“響き”を聴き分け、

 響きの凹凸の中から響く音を選び取ります。

 

 ヴァイオリン正確音程は、その響きの中に必ず正解があります。

 

 チューナーでもピアノでもなく楽器自身が「ここが正しい音程ですよ」と教えて

 くれるのです。

 

 詳しくは、ヴァイオリンの音程の取り方のページをご覧ください。

 

 ヘンリク・シェリングのバッハ無伴奏を聴いたことがあるでしょうか。

 例えばバッハ/無伴奏ソナタ第2番のアンダンテ――冒頭の旋律の「ミ」の音程が、

 開放弦の「ミ」よりも相当低いことに気づかれたでしょうか。

ヘンリク・シェリング演奏 バッハ無伴奏ヴァイオリンソナタ第2番アンダンテ - 響きによる音程の実例

 それでも、この録音は歴史的名盤として高く評価されています。独特な個性ではなく

 普遍的で自然な演奏だからです。

 

 シェリングは“響き”を聴いていました。だから、開放弦とは違う音程で弾く必要

 あるとき、それを正確に選び取ることができたのです

 

 あなたも、この“響き”を聴き取れるようになれば、同じことができます。

 

なぜ今、“響き”は教えられていないのか

 「でも、私の先生は教えてくれなかった…」

 そう思われるかもしれません。

 それは、先生悪いのではありません。

 

 音楽大学が増え、ヴァイオリンを学ぶ人が急増すると、一人ひとりに丁寧に伝える

 時間が取りにくくなりました。加えて、インターネットの普及により、様々な情報が

 溢れるようになると、“響き”による音程の取り方は次第に影を潜めていきました。

 

 なぜなら、“響き”は「その場で直接聴かなければ伝わらないもの」だからです

 

 YouTubeでも録音でも伝えられない。録音技術にこだわったカラヤンでさえ、実演の

 “響き”を完全には収録できなかったのです

 

 そして今、多くの指導者も、楽器から出る“響き”を聴き分けて音程取る方法

 知らないまま、他の方法指導しています

 

 だから、知らなかった。ただそれだけのことです

 

今知ったこと――それは「宝」です

 19世紀、産科医センメルヴェイスは「手洗いが感染症を防ぐ」という発見をしまし

 た。科学的根拠も示しましたが、当時の医学界はそれを受け入れず、彼は職を失い、

 精神科病棟で47歳の生涯を閉じました。

 

 「自分たちの手が患者を殺している」――この主張は"真実"でしたが、当時の

 “常識”には反していたのです

 

 今、ヴァイオリンの世界でも、同じことが起きています

 

 “響き”による音程の取り方は、かつては当たり前に教えられていた“真実”でした。

 しかし今では、多くの人がその存在すら知りません。

 

 でも、あなたは今、知ることができました。

 それは、多くの人が知らない「宝」を発見したということです

 

どう変われるのか

 “響き”による音程の取り方を学ぶと、あなたの演奏はどう変わるのでしょうか。

 

 まず、音程が驚くほど安定します。

 信号機の色を見分けるように正しい音程が「見える」ようになります。

 チューナーを見なくても、ピアノ確認なくても、楽器が教えてくれるからです

 

 そして、その変化は音程だけにとどまりません。

 “響き”で音程取るためには、正しい響き”を聴き取ることが求められます。

 そのためには、弓の圧力、速度、左指の角度が適切でなければなりません。

 

 つまり、“響き”を学ぶこと

 ▶美しい音色が生まれます(ヴァイオリン正しい音程で弾かれたとき、最も美しい

  音を奏でる楽器だからです

 ▶運弓技術が洗練されます(正しい響き”を引き出すために自然と適切になります)

 ▶ビブラートの質が高まります

 ▶ポジション移動が安定します

 ▶表現力が深まります

 

 「音程なんて、どうせ完璧にはならない…」と諦めていたかもしれません。

 でもあなたは今、知ることができました。

 「“響き”が教えてくれる。正解がある!」ということを。

 この転換が、あなたのヴァイオリン人生を変えます。

 

本当に、できるのだろうか?

 「でも、シェリングのような演奏は天才にしかできないのでは?」

 そう思われるかもしれません。

 

 いいえ、違います。シェリングが学んだ方法は、学べるものなのです

 何年もかかるわけではありません。

 経験や年齢を問わず、数週間から1〜2ヶ月で、“響き”を聴き分けられるように

 なってきます。

 

 実際、趣味で習う一般の方だけでなく、音大生、プロ奏者、指導者(ヴァイオリンの

 先生)も学びに来られています。

 

 すると、その瞬間から、ヴァイオリン演奏は変わり始めます。

 「今日は調子がいい」が、毎日続くようになります。

 これは、決して大げさではなく、“響き”に基づくヴァイオリン本来音程の取り方

 を学べば、誰にでも起きる変化なのです

 

音階練習本当意味――知っていますか?

 「音階練習なら毎日やっている」

 そう思われるかもしれません。

 

 でも、その音階練習は、本当ヴァイオリン音階練習になっているでしょうか?

 

 本来ヴァイオリン音階練習には明確な原則がありました。

 音階(スケール)では

 ▶上昇時:次の開放弦に移行後も、指を後ろ髪を引かれるように残留させ、

  徐々に離す

 ▶下降時:次の弦に予め1以外の指をすべて配してから、最後に1の指を移す

 分散和音(アルペジオ)では

 上昇時も下降時も、置いておける指は可能な限り弦上に置いたままにする

 これらは運指を安定させる「鉄則」でした。

 

 しかし今、こうした基本原則すら教えられず、学ばれず、知られなくなっています

 なぜなら、音階練習本来の目的――ヴァイオリン正しい音程常に取れるように

 する訓練――という"真実"が見失われてしまったからです

 

 現代の音階練習の多くは、ただ「弾き通すためのパターン練習」になってしまって

 います。

 でも、“響き”による音程の取り方を学べば、音階練習本当意味がわかります。

 それは、ただのパターン練習ではなく、あらゆる楽のあらゆる音で、常に正しい

 音程で奏でられるようになるための「テンプレート」なのです

 

テンプレートとは――演奏を支えるもの

 テンプレート(Template)とは、日本語で言えば「ひなです

 

 私たちが文章を書く際、いちいち文字の書き方から模索はしません。

 既に文字の書き方は知っていて、それをどう並べるかによって文章が成立します。

 

 ヴァイオリン演奏も同じです

 

 もし本来奏法に基づく音程の取り方を知らなければ、あたかも文章を書く際に、

 いちいち文字の書き方を模索するかのように演奏する際に、いちいち音程の取り方

 を模索しながら弾くことになります。

 

 だから、音程不安定なのです

 

 しかし、本来奏法に基づく音程の取り方を学べば、文章を書く前に文字の書き方は

 当然わかっているように演奏をする前に音程の取り方がわかっているのです

 

 それこそをテンプレートとすることよって、あらゆる楽のあらゆる音で、

 常に正しい音程で奏でられるようになります。

 

巨匠たちも通った道――同じ道を歩ける

 ドイツの正統派ヴァイオリニスト、フランク・ペーター・ツィンマーマン。

 彼は、バッハの無伴奏を弾けるようになるために、10歳の頃からイザイの無伴奏を

 練習していました。

 

 「バッハよりイザイの方が難しいのでは?」と思われるかもしれません。

 

 バッハの無伴奏では、メロディーとしての音程重音としての音程、開放弦の固定

 された音程――この三つ巴が発生します。これらの音程をどう折り合いをつけるかが

 課です

 

 それに対して、イザイの無伴奏では完全4度、完全5度、完全8度という、選択の

 余地のない確定的な音程が主軸にあります。

 

 ツィンマーマンは、単に弾き通すのではなく一音いちおん確認しながら、こうした

 音程確定方法を完璧に習得することで、それを基盤として、バッハの複雑な音程

 調整も、安定して確実に行えるようになったのです

 

 ツィンマーマンは、この「“響き”による音程習得」の本質を理解していたので

 しょう。

 

 シェリングも同じです

 単に開放弦との共鳴を聴くだけではない、“響き”の中から最も美しい音程

 選び技術。それを、シェリングは完璧に体得していました。

 

 そして、あなたも同じ道を歩けます。

 彼らが天才だったからではなく、彼らが正しい方法を学んだからです

 

今が、あなたの転換点

 あなたは今、転換点に立っています

 

 「まあ、こんなものか」という諦めは、本当必要なものを知らなかっただけ。

 「私には才能がない」という思い込みは、正しい方法に出会っていなかっただけ。

 

 300年の伝統に基づく音程の取り方を学ぶことで、ヴァイオリン本来

 "響き"と美しい音色を取り戻します。そして、真の意味での上達を実感できる

 ようになります。

 

 大切なことは、実際にその場で"響き"を聴きながら、ヴァイオリン本来音程

 取り方を身につけていくこと。それは、録音でもオンラインでもなく

 直接"響き"を聴いて学ぶことでしか伝えられないものです

 

 あなたは真剣にヴァイオリンに向き合っています

 あなたはもっと上手になりたいと願っています

 

 今感じている「何かが違う」という違和感――それは、ヴァイオリンの本質を求める

 声です

 

 数週間後、あなたは必ずこう思うはずです

 「なぜもっと早く始めなかったのだろう」と。

 

 だからこそ、今こそ、新しい扉を開ける時です

 その先には、すでに美しい音演奏している姿があるのですから。

 

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 基礎技術の習得について、詳しくは

 ヴァイオリン基礎技術完全ガイドをご覧ください。

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