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イワモト ヴァイオリン教室のブログへようこそ。
イワモト ヴァイオリン教室では
「正しい音程」 (正確な音程)
「本格的な音色」(美しい音)でヴァイオリンを弾くための
基礎的な演奏技術を大切に指導し
一音いちおん丁寧に
各人の進捗に合わせた課題をレッスンしています。
ヴァイオリンのビブラートは、初心者にとって習得への憧れの対象である一方、
このような中、本来のビブラートをマスターした巨匠の演奏では、正しい音程に
基づく確かな奏法から、透明で豊かな響きが生み出されています。
一方、本来のビブラートが実現できていない演奏では、そのような音色と響きは
得られません。
本来のビブラートを確実に習得すれば、透明で豊かな響きが得られるだけでなく、
この記事では、本来のビブラートの本質、正しいかけ方や効果的な練習法を解説し、
具体的にどのような方法でヴァイオリンの演奏技術が向上するのかをご紹介します。
一般に、ビブラートは音程を揺らすことで感情表現を豊かにするものと捉えられて
います。しかし、ヴァイオリンにおけるビブラートの本当の目的は、音を遠くまで
届け、響きを豊かにすることにあります。もととなる音の音程を正しく取ったうえで
その音を揺らすことにより生じる響きの変化を活かして、音を遠達させ、響きを増し
音楽に広がりや深みを与える。これがヴァイオリンにおけるビブラートの本質です。
(『ヴァイオリンを響かせる――ビブラートの種類、練習方法、その神髄』より)
ところが、一般的に行われているビブラートは、「もととなる音の音程を正しく
取ったうえでその音を揺らす」という音程の取り方をを基点にしていないために、
では、一般的に行われているビブラートと、本来のビブラートでは、具体的に
どのような違いをもたらすのでしょうか?
一般的に行われているビブラート
一般的に行われているビブラートは、ただ何となく音を揺らしているだけ、必ずしも
正しい音程を基点とはしていません。音を揺らしたことによって部分的に正しい音程
も含むだけであるため、正しい音程を基点とするビブラートの効果は、限定的にしか
生じません。
さらには、部分的には正しい音程が含まれ、それによる効果も限定的に得られるため
本来のビブラートがかけられていると錯覚してしまうこともあるのです。
しかし、ヴァイオリンは正しい音程で弾かれたときにこそ最も美しい響きを奏でる
ため、結果として、偶然に正しい音程を部分的に含むだけのビブラートでは、その
ビブラートをかける始点は、正しい音程です。その音程を揺らすことによる響きの
濃淡から、音は遠達し、響きが豊かになります。これがヴァイオリンにおける
ビブラートの本質を理解したうえでのかけ方になります。
本来の奏法では、ヴァイオリンの音程の取り方にも書いたように、ヴァイオリンは
正しい音程で弾かれたときに、最も美しい音を奏でる楽器です。そのため、最も
美しい音を中心に揺らぎを与え、響きを遠達させて増すことにより、音色は深みと
透明感のある響きへと導かれます。
本来の奏法に基づくビブラートをマスターした巨匠の演奏では、透明で豊かな響きが
満ち溢れるのは、この理由によるものなのです。
正しい音程で奏でる美しい響きを実現するため、左手の運指の技術は欠かせません。
運指(フィンガリング)の各種練習では、その正しい音程こそを常に求めます。
また、正しい音程こそが、ビブラートの基点となるだけではなく、ポジション移動
における目的地となります。さらにポジション移動で正しい音程を目指し移動する
際の指の動かし方こそが、本来のビブラートにおける左指の動かし方にもつながる
のです。
歴史と伝統に根差したビブラート
ビブラートの中でも、その効果が最も顕著に現れるのが腕のビブラートです。
実は、歴史的な名手を多数輩出したことで知られるレオポルト・アウアー先生が、
歴史的名手の筆頭であるヤッシャ・ハイフェッツに伝えたビブラートの練習方法が、
今日多くの世界的名手によって実践されています。
しかし、正しい練習方法を学ばないでかけるビブラートは、本来の奏法に基づく
ビブラートとは全く異なる結果を招いてしまう現状があります。
そこで、当教室の岩本浩一は、アウアー直系の奏法と指導法を徹底的に学び、
レッスンのあらゆる瞬間でヴァイオリン本来の奏法――つまり、正しい音程で奏でる
美しい音を基点に、音を遠くまで届ける技術――を目指す指導を行っています。
それにより、生徒の皆さんは常に正確な音程を維持しながら、深みと透明感のある
あなたも本来のビブラートを学び、劇的に上達する!
当教室では、一般の方に加えて音大生 演奏者 指導者の方へのレッスンにおいても
正しい音程に基づくビブラートを身につけることで、演奏全体の安定感が向上し、
自信に満ちた表現力を獲得しています。また、自らの演奏に安定感が生まれ、聴衆に
実際、音大生は当教室での指導によって音楽大学で高く評価され、演奏者は演奏会
などで周囲から驚嘆され、指導者は自身の生徒さんをさらに上達させられています。
このように、本来のビブラートを習得することで、ヴァイオリンの演奏全体が劇的に
上達します。正しい音程で奏でられる美しい音が、遠くまで響きを広げる効果は、
ヴァイオリンの演奏技術の根幹を成すものです。今すぐ確かな指導の下でこの技術を
習得すれば、本来のビブラートがもたらす演奏への自信と、聴衆を圧倒する深みの
ヴァイオリンから、そうした美しい調べが奏でられる瞬間を、あなたもぜひ
見つけてください。
東京都狛江市にある美しい音色・正しい音程・伝統の奏法重視の
「イワモト ヴァイオリン教室」
住所(狛江教室):〒201-0003 東京都狛江市和泉本町2-31-4メイプルビル301
営業時間 :10:30~23:30(日・月・水・木・土)
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カテゴリ: 究極のヴァイオリン奏法