なぜ99%のヴァイオリン学習者が上達しないのか?――カラヤン録音参加経験者が明かす「上達の真実」

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 「正しい音程」 (正確音程
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なぜ99%のヴァイオリン学習者が上達しないのか?

 こんな経験はありませんか?

 ・難しいを最後まで弾き通せて達成感を感じた

 ・でも録音を聞き返すと、思っていたほど上手く弾けていない

 ・楽譜は追えるのに、なぜ音程が安定しない

 ・「だいたい合っているから」で音程に妥協している

 

 ヴァイオリン学習者の99%は、今やこうした状況にあるように感じています

 実際の指導の現場でも、耳で覚えて弾けるようになったと喜ぶ生徒がいても、

 楽譜の技術的要素は理解できていない。「弾き通せた」ことで満足してしまい、

 真の基礎が身についていないというケースが多く見られます。

 

 この記事では、そんな99%から抜け出し、残りの1%になれるヒントを

 お伝えします。

 

「読書百遍義自ずから通ず」の現代的誤解

 「読書百遍義自ずから通ず」とは、基本的な文字が読めることを前提として、

 繰り返し読むことで内容の理解が深まるというのが本来意味です

 

 しかし現代では、この言葉が「とにかく繰り返せば、自然に身につく」という意味

 誤解されていますそしてヴァイオリン学習においても、これとまったく同じ誤解が

 浸透しているように感じます。

 

 「音階教本さえ練習すれば、自然に音程が良くなる」

 「エチュードを百回弾けば、当然弾きこなせて上達する」

 「を繰り返し練習すれば、いつか上手になる」

 

 繰り返し練習するのは大切なことですが、上記のような方法

 果たして上達を実感できているでしょうか?

 

大雑把に隠された罠

 数をこなすだけの練習は、演奏が大雑把になってしまうこともあります。

 ヴァイオリンに限らず、大雑把に作られたものの結果は想像に難くないものです

料理の場合

 料理を習う際に、大雑把でいいから取り敢えず作り通し、細部は徐々に…などとし、

 しかも味見をして最適な味付けをする方法も学ばずに塩分濃度計を使っていたら、

 いつまでも真面に料理が作れるようになる筈がないことは言うまでもありません。

 というよりも、料理を作るのに、大雑把でいいから取り敢えず作り通し…などという

 作り方をしたら、そんな料理は腹痛を起こしてしまうでしょう。

計算の場合

 計算を習うのに、大雑把でいいから取り敢えず計算して、細部は徐々に…などとし、

 しかも数値を読んで正しい演算を行う方法も学ばずに電卓を使っていたら、

 いつまでも真面に計算ができるようになる筈がないことは言うまでもありません。

 というよりも、計算をするのに、大雑把でいいから取り敢えず計算して…などという

 解き方をしたら、そんな計算は唖然とされてしまうでしょう。

ヴァイオリンの場合

 同様に、ヴァイオリンも、大雑把でいいから取り敢えず弾き通し、細部を徐々に…

 などとし、しかも“響き”を聴いて正しい音程取る方法も学ばずにチューナー

 使っていたら、いつまでも真面に演奏ができるようになる筈がないことは言うまでも

 ありません。

 というよりも、ヴァイオリンを、大雑把でいいから取り敢えず弾き通し…などという

 弾き方をしたら、そんな演奏は騒音になってしまうでしょう。

 それなのに、なぜヴァイオリンだけはこうした大雑把な練習がまかり通っているので

 しょうか?

 

現代ヴァイオリン教育における問題点

 大雑把な練習の陰には、現在のヴァイオリン教育界において、以下のような状況が

 あるのを感じます。

「質」より「量」で「効率重視」

 ・ヴァイオリン音程チューナー確認する

 ・時間をかけずに早く課題をこなすことを良しとする風潮

 ・基礎よりもとにかく数をこなすことを重視

 ・「ついていけることが最優先、質は二の次」という考え方

基礎」より「挑戦」

 ・基礎が身についていなくても難に挑戦させる

 ・「興味と熱意があれば技術は後からついてくる」という楽観論

 ・結果として、音程の取り方を知らないまま難を「弾き通す」悪循環

響き」より「音源学習」

 ・「とにかく名演奏家の演奏をたくさん聴けば上手になる」という考え方

 これは「とにかく美味しい料理をたくさん食べれば上手な料理人になれる」

 と言っているようなものです

どうしてチューナーを使ってしまうのか?

 この問いへの答えを考えることこそが、ヴァイオリン上達の鍵となります。

 おそらく多くの方は、ヴァイオリン音程の取り方に自信がなく音程

 外れていないかどうかを確かめるために、チューナーを使ってしまうのでしょう。

 

 それは、例えば料理では塩分濃度計で塩加減を測定し、計算なら電卓で答え合わせが

 できるようにヴァイオリンでもチューナーピアノで答え合わせをしようとするの

 かもしれませんが、実はそのような方法では、ヴァイオリン正しい音程は得られ

 ないのです

 

 このことに気づくかどうかが、99%の「上達に悩み続ける学習者」から抜け出し、

 残りの1%になれるかどうかの分かれ道なのです

 

残り1%になるために――真の上達への3つのステップ

 99%の「上達に悩み続ける学習者」から脱却するには、チューナーピアノの音

 から離れて、ヴァイオリンの“響き”に意識を向けることから始まります。

 

 ヴァイオリン正しい音程で弾かれたときに、最も美しい音奏でる楽器です

 ヴァイオリンの“響き”は、一流の機材を用いても収録ができないため、当然、

 チューナーなどでも捉えることはできません。

 ヴァイオリンの音程の取り方を学べば、自らの耳でその“響き”の中から正解を

 判別し、本来の最も美しい音でヴァイオリンを演奏できるようになるのです。

 

 私がこの方法を確信を持ってお伝えできるのは、カラヤン指揮による録音に参加し

 世界最高峰の音楽現場で“響き”の真の意味を体験したからです。

 あの圧倒的な美音は、チューナーや機械的な音程調整では生まれません。

(詳しくは『カラヤン録音参加経験者が教える『本当に評価されるヴァイオリン演奏』

 3つの要素』をご覧ください。

 

第一段階:“響き”による音程の取り方を学ぶ

 チューナーやピアノに頼らず、ヴァイオリンの“響き”そのものから正しい音程を

 判別する技術を身につけることです。これは一朝一夕には身につかない、極めて

 専門的な技術です

第二段階:楽譜の技術的要素を理解する

 単に音符を追うのではなく、その音符に伴うヴァイオリン技術上の必要な要素と

 その構成を理解することです

第三段階:丁寧な積み重ねの習慣化

 「弾き通す」ことではなく一音いちおんを丁寧に積み重ねる練習習慣を身につける

 ことです

 

 そしてその際に必要になるのが、毎週のレッスンです。「大雑把に演奏する癖」は、

 一度身についてしまうと修正が極めて困難になります。毎週レッスンを受けることで

 独自の癖がついてしまうことを防ぎ、最短・最速で確実に上達していけるのです。

(詳しくは『ヴァイオリンを重ねる――真の上達のために』をご覧ください)

 

真の上達への招待

 上達のためには回数をこなすこと、とよく言われます。

 しかしそれは、ただ漫然と繰り返し練習するのではなく、明確な目標を持ち、

 正しい方向で行われた練習を積み重ねた時にだけ効果を発揮します。

 

 “響き”によるヴァイオリンの音程の取り方は、ヴァイオリンを弾く上での最も

 重要な基礎であり、経験年数や技術レベルに関係なく、きちんと学ばなければ

 習得できない専門技術です。

 にもかかわらず、それを教える教室は今ではほとんどありません。

 

 だからこそ、イワモト ヴァイオリン教室では、一般の方に加えて、

 音大生・演奏者・指導者の方へのレッスンも行い、すべての方に

 ヴァイオリンの音程の取り方を指導しています。

 

 もしあなたが99%の「上達に悩み続ける学習者」から脱却し、真にヴァイオリン

 上達できる残り1%の学習者になりたいなら、練習の“しかた”を変えてみてくだ

 さい。きっと未来が変わります。

 

 「効率的な練習で、最短・最速・確実ヴァイオリン上達させたい」

 そんな方は、ぜひ イワモト ヴァイオリン教室 で学んでみませんか?

 東京都狛江市にある美しい音色・正しい音程・伝統の奏法重視の

 「イワモト ヴァイオリン教室」

 住所(狛江教室):〒201-0003 東京都狛江市和泉本町2-31-4メイプルビル301

 営業時間    :10:30~23:30(日・月・水・木・土)

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