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イワモト ヴァイオリン教室のブログへようこそ。
イワモト ヴァイオリン教室では
「正しい音程」 (正確な音程)
「本格的な音色」(美しい音)でヴァイオリンを弾くための
基礎的な演奏技術を大切に指導し
一音いちおん丁寧に
各人の進捗に合わせた課題をレッスンしています。
凡事徹底――「当たり前」のことを「当たり前」に
ヴァイオリンの練習に日々取り組む皆さんは、その習得と上達を目指していること
でしょう。そのためには、練習を確実にこなす努力の積み重ねが必要です。
そこで求められるのが「当たり前」のことを「当たり前」に取り組む凡事徹底です。
とはいえ、「当たり前」だと思い込んでいる練習が、本当に「当たり前」である保証
はありません。ただの思い込みで積み重ねた練習は、徒労に終わってしまいます。
では、そうならないためにはどうしたらいいのでしょうか?
実は、先人たちが築き上げた素晴らしい〈定型練習法〉という遺産が、「当たり前」
のことを「当たり前」として担保し、日々の練習を確かな成果へと導いてくれるの
です。
先人が築き上げた伝統的〈定型練習法〉を取り入れることで、日々の練習が徒労に
陥らず、確かな上達へとつながっていきます。
ところが現代では、ヴァイオリン愛好者の急増や教育機関の多様化により、伝統的な
〈定型練習法〉が必ずしも学び伝えられていません。また、インターネットを通じた
情報発信の自由化によって、本来の指導法が見失われがちです。その結果、先人の
貴重な遺産が置き去りにされ、表面的に曲を弾き通すだけのケースが増えています。
そこでこの記事では、ブルッフ/ヴァイオリン協奏曲第1番の第一楽章から、
特に重要な3つの伝統的な〈定型練習法〉を紹介し、先人たちが残した遺産の一端を
感じていただきたいと思います。
最後の部分は4音による和音ですが、冒頭の部分は2音による和音となります。
そしてしばしば、この2音による和音を、2音だけて鳴らすケースを見聞きします。
しかし、2音が正しく調和すると、2音の和音の振動から生じる[差音]が加わり
その3 アルペジオ(分散和音)
この譜例は、第一楽章から98小節です。
〈定型練習法〉で「当たり前」を積み重ねる
ここまで、ブルッフ/協奏曲第1番第一楽章を通して
その1 2音による和音は2音ではない
その2 クロマチック(半音階 )進行
その3 アルペジオ(分散和音)
における3つの伝統的な〈定型練習法〉を具体例とともに示してきました。
これらはいずれも、真の演奏力を引き出すために欠かせないものです。
そして、この第一楽章でも、まだ他に〈定型練習法〉として先人たちが築き上げた
叡智が複数存在します。
さらに、他の曲やより高度な楽曲でも同様に先人たちによる伝統的な〈定型練習法〉
が多数あり、それを踏まえたレッスンこそが「当たり前」のことを「当たり前」に
現代の指導・演奏現場では、これらの練習法が見失われ、「曲を弾き通す」ことに
偏りがちです。しかし、ヴァイオリン演奏、さらには音楽表現の深みを得るには、
「当たり前」のことを「当たり前」に行う伝統的な〈定型練習法〉を着実に学び
重ねる必要があります。
イワモト ヴァイオリン教室では、単に曲を「通す」だけで終わらせず、先人の
叡智が息づく遺産である伝統的〈定型練習法〉を土台にしたレッスンを行って
います。
「当たり前」を一歩ずつ着実に積み上げることで、演奏技術と表現力の向上を
確かな手応えとして感じられます。
▶ブルッフ/協奏曲第1番はもちろん、さまざまな楽曲に対応する練習法を指導
▶一般の方に加えて音大生 演奏者 指導者の方へのレッスンでも本来の奏法を指導
▶基礎から応用まで、一歩ずつ確かなステップで身につけられます
「曲を弾き通す」だけでは得られない、音程や響きの微細な変化に向き合う時間。
こうした基礎の見直しを通して、確実に上達したい方は、イワモト ヴァイオリン
教室にぜひお越しください。
東京都狛江市にある美しい音色・正しい音程・伝統の奏法重視の
「イワモト ヴァイオリン教室」
住所(狛江教室):〒201-0003 東京都狛江市和泉本町2-31-4メイプルビル301
営業時間 :10:30~23:30(日・月・水・木・土)
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カテゴリ: 究極のヴァイオリン奏法